盛彦コラム
盛彦コラム
先日、高校の期末試験をおこなった。
内訳は80点が読み取りなどのテスト、10点が発表会(取り組み方なども含む)、
そして残りの10点が1対1の会話試験のトータル100点だ。
今回は1人約2分くらいの会話の表現を先生に手伝っていただき、ビデオに録画したよ。
通常の授業は、教室で大人数に教えるという形だけど、
試験するにあたり生徒さん1人1人と対話したよ。
生徒さんは目がキラキラと輝いてわくわくととても楽しそうだったな。
逆に教えてるこちらが、いろいろなことに気づかせてもらったよ。
最近の子供たちはというと、スマホの依存度が高く、
人との対話よりも下を向いてスマホを通し人と接する事が多くなっているのが現実だ。
人の顔を見てきちんと対話する、それが人として何よりも大切なことだよ。
今やスマホを使って簡単で手軽に検索できるようになった。
簡単に答えがわかるのは便利なことだけど、考える力はあきらかに低下する。
わからない時こそ工夫し考えるって本当に大切なことだと思う。
今は文明の利器に頼りすぎだよな。
高校の中でも休憩の時、みんなスマホをいじってるし、発表会のテーマもスマホで調べたりしている。
そうじゃないよ、想像することで考える力を養うことって必要なことだよ。
もし自分1人の力で出来ない事ならば、みんなで知恵を出しあえばいい。
1人で出来なくても、みんなの力が集まれば、何かがみえてくるかもしれないよ。
生徒さんはまだまだこれからの未来、長い人生がある。
その中で少しでもオレの伝えてきたことを
『ああ、そういう事なのか。そうだよね。』と
少しでも気がついてくれる時がくるといいなと思っている。
一方的な詰め込み勉強ではなく、生徒たちがいかに勉強に興味をもち、
自分の力で出来たんだと感じられるような、
そんな指導をこれからもしていきたいと思っているよ。
講師として生徒の持つ能力を引き出し、
ただひっぱるだけではなく次は自力で上がってこさせ、そしてまた導く。
そうやって、生徒の持つ能力を最大限に引き出してあげること、
それがオレの講師としての使命であり永遠の課題だよ。
生徒が自分自身で成長できたと感じるように指導する、
そういうことが講師として求められることだと思っている。
興味や好奇心をつぶさないように、
それぞれの生徒さんに合わせ、能力を最大限に引き出し引っ張ってあげるのがオレの役目だよ。
そして発表会をやることで、得るものはいっぱいあるよ。気づかせてもらったものもたくさんある。
生徒は最初はヤダーと言っていたよ。いや、やるんだ!
無理でもできないでもない、やってみなきゃわからないよ。やってみようよ。
成功者たちは、無理でもなんでもやってみたんだよ。
そこが人生の分かれ道になる。
高校生は点数や成績にこだわる傾向がある。
でも本当に大事なことは気持ちや人の力、それまでの経過だったりする。
成績ではなく、人としての成長が大切だよ。
みんなまだまだこれからだよ。可能性は無限だよ。
今しか出来ないこといっぱいあるから、思いきって挑戦してみてほしい。
教える立場からではなく、オレも含めてみんなと一緒に成長していきたい。
人生にはいろんなことがあるけど、好きなことをやればいいよ。
オレもまだまだこれからだ。
輝かしい未来をもった生徒さんたち、
これからも楽しんでいろいろなことにトライして成長していってほしい。