こんにちは。アシスタントの高宮です。 一昨日の発表会を見に来てくださった皆様、ありがとうございました!! 出演者の皆さんもお疲れ様でした。 私は今回、練習スケジュール等の都合上、他クラスの演目に混ぜてもらいました。 入門や初級の受講者さんと一緒に練習し、刺激を受けることが多かったです。 2年前の発表会では1人で黙々と手話落語に取り組んで、終わった後に「もっと会全体が盛り上がるように貢献すれば良かった」とひっそり反省したので、 貢献できたかどうかはともかくw、他の受講者さんと絡めて良かったです。 手話を学び始めて日が浅い方もいるので、声無し・手話のみで進められる練習は大変だったと思います。 「え、ごめんなさい💦段取りがよく分からない…」と申し訳なさそうにしていることがありましたが、謝ったりする必要は全く無いのですよ(・Д・)ノ 花井講師も言ってますが、発表会は本番だけに価値があるのではなく、練習の過程も大事です。 分かりやすく説明してるつもりが、なかなか伝わらなくて試行錯誤したり、 理解してくれたと思ったけど、いざ練習してみたら相手が勘違いしてた。 きちんと伝わったかどうか、察する能力も必要だなぁと反省したり。 私はこれまで、相手に理解してもらう為に情報を投げる・投げる・投げるというタイプで、手話だけでなく普段からそういう生き方をしていました。 ギブ&テイクのギブばっかり、ということです。
でも、日頃のレッスンの中で相手の力を引き出すことの大切さを花井講師から教わり、今回の練習中では無意識にその方法(花井講師のマネ)を試していました。 それが成功して相手に伝わった時はとても嬉しかったですし、「ありがとう」と言われましたが、むしろ私の方こそ感謝です。 こんな風にお互い学び合いなので、初心者さんが謝る必要は無いのです。 今回私は偶然、他のクラスに混ぜてもらいましたが、今後いつかまた発表会が開催される際には、ステップアップの受講者を振り分けて、レベルをミックスさせたグループを作って取り組むのも面白いかな?と個人的に思いました。
今回、発表会での個人的課題として、「詩情に富んだ表現」というのを与えられていました。 今の自分にそれが足りていないという自覚は大いにあります( ;∀;) なんかこう、淡々とリズムの無い手話表現をしてしまうのです💦 本番当日、観客の中にはろうのおばあちゃまもいらして、そういう方は反応がダイレクトなのでやりやすかったです。 これに助けられて、いつもよりは抑揚がある表現になった…かな? へ〜〜 とか、ウンウンという反応ももちろん嬉しいですが、分からない時は、ん?という表情をしてくれた方が演者としては助かります。 私も聴き手になった時は反応を大きくするよう心掛けます!w そのおばあちゃまは発表会後の打ち上げにも来てくださり、海外旅行の話や、情報保障が無い状態で専門学校に通った話など色々聞かせてくれました。 優しくて聡明な方なので、私たち手話学習者に合わせて手加減した手話をしてくれるのですが、興が乗ってくるとバリバリの日本手話に変わってきて面白かったです👍🏻 また今回は、受講者のご友人(手話が分からない)も観に来てくださいました。 手話にもろう者にも馴染みがないであろう方たちにどんな風に伝えたらいいのか考えるきっかけになり、本当にありがたく感じています。 今後も幅広い方に関心を持っていただける発表会を開催できるように頑張ります。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます✨✨