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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(2月13日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日のコミュニケーションクラスではそれぞれの手話表現をキチンと見直す作業をしていきます。

相手の手話がキチンと正しく表現されていなかったり、間違えてた場合には、「え?何?こんなの??」というように伝え、相手に表現のおかしさに気づいてもらいます。


もちろん、常にキチンと水平・垂直を考えキレイに表現しなければいけないという訳ではありません。

ただそれを意識して互いに注意しあうことで、今まで無意識についていた癖を正すことができます。

日本人はどうしても遠慮しがちですが、遠慮せずにキチンと相手の間違いを正していってくださいね。


例えば、『オリンピック見た?』という質問。

口形をパにして『見た?』と聞いていましたが、オリンピックはまだ開幕中ですので、『見た』と表してしまうのはおかしいですよね。

この場合『見てる?』もしくは、『昨日オリンピック見た?』というように表した方がいいですよね。

そういった表現のおかしさにもお互いに気づいて指摘し合っていきます。

そして、質問に対する答えも大切です。

長々と遠回りで答えるのではなく、質問の答えに端的に答えていく。

そうするとまたそれに対して質問もしていけますし、もっと色々なことを聞いて深い会話にもつなげていけます。

そのためにどう答えたらいいのか。

みんなで表現方法を考えていきますが、ここで分からないとどうしても黙ってしまいがちです。

黙って考え込んでも進まないので、とにかく手を動かすことが大切です。

分からなくても何か伝えてみる、何か聞いてみる。自分が必要とする答えのピースを得るためにとにかく質問していきます。

そして十分なピースが集まれば、自分の欲しい答えが出てくるはずです。


相手とのズレに気づくことって本当に大切なことです。そのズレを埋めていくにもまず質問して会話をしていかないと始まりません。

そして色んな質問、意見を出し合うことで互いに気づくこともたくさんあるはずです。

もちろん、質問をするのでも相手に沿って相手が分かるように聞いていくことも大切です。

質問の意図が伝わらなければいくら質問しても意味がありませんからね。

これは手話、日本語というよりはコミュニケーションをとるときに大事なことですよね。

教室に来た1時間半は勝負だと思って頑張ってトライしていってください。


皆さんお疲れ様でした。

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