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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室(7月20日)


こんにちは、アシスタントの大井です。

今日の入門クラスでは数字の1~999までを勉強していきました。

注意点としては、2~4、7,8は指を閉じずにしっかりと開くということです。

あとは、10の位を表すときは指を曲げるのですが、曲げたままにしておくということです。

例えば、10という手話は人差し指1本を曲げて表します。

これを曲げたままにせずに、曲げたあとに伸ばしてしまうと11になってしまいますので気をつけてくださいね。


数字を練習してからは、読み取りです。

まずは数字を空書し、それを読み取り、数字を表していきます。

その後は逆に、数字を表したものを読み取り、空書で答えます。

これがまた、なかなかのスピード・・・(笑)

でも、実際のろうの表すスピードに慣れていくためにも最初からゆっくり表すということはしません。

皆さん一生懸命読み取っていらっしゃいました。

それから生徒さん同士でもやってもらったのですが、健聴者あるあるが(笑)

我々聴は人を指す時、指差しをすることは基本なく、手のひらで相手を指しますよね。

指差しは相手に失礼だという考えがありますからね。

でも、手話では手のひらではなく人差し指を使って相手を指差します。

それが手話では正しい指し方なんです。

年上・年下関係なく指差しを使っていきます。

もちろん相手により表情や肩の使い方など指し方が違ってきます。

例えば目上の方相手には、少し肩をすぼめ上目遣いで指を差します。

その他、場所や空間など手話では指差しを多用しますので、慣れていってくださいね。

それから身長、靴のサイズを聞いていきます。


質問をする場合の眉毛をあげる表情、首の振り方などを練習していきます。

普段の生活で首振りなど使うことがないので、やはり皆さん苦戦されていました。

そして身長や靴のサイズを聞き合う中でも反応がとても大切です。

「小さいね」「大きいね」とかだけではなく、「いやいや、さすがにそのサイズあり得ないでしょー」とか「同じだ」「え?同じなの?」など同じ単語でも表情で意味を使い分けて表現していきました。

その後は歯ブラシの形・大きさ・固さ、シャワーやお風呂、ドライヤーなど、身の回りのものを聞いていきました。


普段よく目にしているものはイメージがしやすいので、イメージトレーニングにももってこいです。

一生懸命イメージしながら会話をされていました。

皆さん、お疲れ様でした。

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