こんばんは、スタッフの西島です。
今日、花井代表と打ち合わせをしていて「後で確認しておいてください」の「あと」を過去で表現してしまうという失態をおかしました…。
私は、初めての手話の先生が花井先生というラッキーな環境で育ったにもかかわらず「後で」の「後」の文字に引っ張られて「後ろ=過去」になってしまったんだなぁ…と。
この場合は「は?なに言ってんの?」で終わりますが、微妙なズレや誤解が致命傷になることってありますよね。
そして、一度間違えたことって、意識しないと直らないんですよねー気を付けます。
そんな私が言っても説得力がありませんが、まだ半分も終わっていない、全10回の今回のクール、初回にお会いした頃より確実に受講生さんは成長しています!
その時の授業に参加している受講生さんの手話歴、年齢層、背景などを考えて授業の内容も違ってくるので、「あ、それ聞いたー」みたいな退屈な授業が一切ないのがこの教室の自慢です!
それでいて、しっかりと前回の復習も入っていたりしますので、楽しく会話したい人、ガッツリ成長したい人、それぞれ満足のいく授業です。
今日も通訳派遣の連絡調整をしていて、私がHANAIプロダクションの仕事に就く前にお会いした通訳さん達の事を思い出していました。
私は当時、ある企業に勤めていて、その通訳さんはろうの女性のお客様と一緒に来ました。その通訳さんは、とても真面目で固い感じで、一語一句漏らさずに通訳している感じが、割りと好感が持てたんです。
最初は……
待合室で隣に座り、ふと見るとろうの女性の肩にゴミが…。
何気なく取ると、ろうの女性が「ありがとう」と表現されたので、あごに小指をつけて「どういたしまして」と…。
何気ない、ある意味微笑ましいシーンだと思うのですが、通訳さんが当然、大きな声で「勝手に話しかけないでください!!困ります!!」と。
あまりの剣幕に、二人の頭の上には???とハテナマークが…。なぜ話し掛けてはいけなかったのか?誰が困るのか??
それからしばらく、なんか怖くて手話ができなかったですもん。
「困ります!!」って…。何に困るのか?あの時、聞かなかったのは遠慮の気持ちと、めんどくさいのと…。
今の私なら質問できます。
疑問に思ったことを聞けるようになったのも、聞くべきだと思えるようになったのもHANAIプロダクションを知ってからだなぁ。
これからも手話だけでなく、人として成長できるように…。頑張ります。