こんばんは!スタッフの西島です。
第2回目【キッズ手話教室】まずは数字の復習からスタートです。
3人とも、ちゃんと覚えていてビックリ!さすが~!
次に桃太郎を動画で見ながら手話とCLを交えて登場人物や背景を講師と一緒に表現していきます。
一通り終わったら、花井講師による桃太郎劇場です。
川で洗濯をしているお婆さん、大きな桃がどんぶらこと流れてきますが、ビックリしてポカーンと見送ります…取りに行ってよーー!と笑ったところで取りに行き、それはそれは苦労して家まで持って帰ります。
そう言われてみれば、3~4キロの赤ちゃんが入った巨大な桃を、老婆が持って帰るのはひと苦労ですよね…。リアル~!
リアルに表現する事が身に付くと、音声でのコミュニケーションにも深みが増します。「話しが上手」な人は魅力的ですよね!
家に着き、お爺さんは「旨そうな桃」とヨダレをたらしながら思いっきり包丁をズドン!子ども達は桃太郎ごとズドンを期待していた様ですが、話しが終わっちゃうから、そうはいきません。「オギャア、オギャア」と桃の中から赤ちゃんが!名前は…決めた!桃から生まれた桃太郎にしよう。たくさん食べて大きく成長します。
そんな頃、村では鬼が金目の物やお米を取り上げたり、盗んだり悪さをしています。 よし、じゃあ鬼退治に行くか!
道中、犬、猿、鳥と仲間に加わりますが、
犬はどんな攻撃ができる?
猿は?→引っ掻く!
鳥は?→突っつく!
なんてみんなで攻撃の種類まで考えていたのに、先に見た動画では犬が吠えて、その音が大きくて、超音波みたいな攻撃になり…鬼は耳を押さえて「うわ~、参りました」みたいなお粗末な戦いでした。時代なんですかねぇ。乱暴はダメな様です。
でも、せっかくの戦いです。猿や鳥になりきり、ここでは攻撃をします。鬼、桃太郎、犬、猿、鳥。ここでも、もちろんロールシフトを使います。
ただ表現するだけでは、見ている人は「引っ掻いてるから…猿か。突っついたから…鳥か。」なんですが、上手にロールシフトを使うと「猿が引っ掻いた!今度は鳥だ!やっぱり!突っついてる!」と見ていて飽きません。
鬼は「参りました」
盗まれた物を取り返し、お爺さんやお婆さんの待つ家へ。
動画で見ると、見えたものや聞こえたものだけが全てになる事が多く、自分なりに想像する事に欠ける気がします。
活字で読むのは、想像力を掻き立てられますが、味気ない。やはり子どもには絵本の読み聞かせが有効ですよね。
手話やCLを使っての「桃太郎」は、絵本の読み聞かせを全て備えていました。いや、想像して先を考えるから、それ以上かも!
今日は最後に工作もしました。家を作り、町をこれから作っていきます。「大きい家が良い!」
賛成です!理想の町を来週作りましょう。