こんばんは。スタッフの西島です。
新体制で始まったNA花井盛彦手話教室、第4期は今月で終わります。 4月からは第1期がスタートしますので、現在通ってくださっている生徒さんはもちろんのこと、たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしています。 先日、手話を生で見るのが全く初めての生徒さんが、花井代表とkumeとの3人のみの会話後に「花井先生とkumeちゃんは手話が第一言語でしょ?だから、外国でひとりぼっちの気分だったわ」と言っていました。その生徒さんは笑顔で言ってくださいましたが「外国でひとりぼっち」は想像するだけで心細く、不安で怖いでしょうね。 逆に一般社会では、ろう者も同じ思いをしている事がもっと、もっとたくさんあるんだろうな…と思いますし、聞こえる聞こえないにかかわらず、何人かの人が集まれば、誰かしら疎外感を感じてることってあるんだろうな…と思います。 そこにいる全員と話題を共有するのって結構難しいですけど、疎外感を感じる人が一人でも減ると良いな…と思い、スタッフとしての気配りや、HANAIプロダクション専属通訳派遣のコーディネーターとしての任務をしっかり果たして行きたいと思います。 「外国でひとりぼっち」というフレーズを聞いて、ふと気付きました。 私は海外旅行が趣味ですが、外国語は全くわかりません。一人旅をする事はないですけど、現地で一人でエステに行ったり、自由行動をする事はよくあります。なので、言葉の通じない場所で一人ぼっちになる事がよくあります。 以前は、困らないように綿密にエステ等のメニューを調べて、もしレストランに入るなら、オーダーを通じやすい発音の物のみにして…(なので飲み物はSpriteばっかりでした)話し掛けられてもわからないので、相手が諦めてくれるまでニコニコしてるのみ…が基本のスタンス。 でも「ん?最近海外でSprite飲んでないな?」「最近、店に着いてからコースとか選んでるな?」と気付きました。歳を重ねて図太くなった、という理由も少しはあるでしょうが、私はNA花井盛彦手話教室のおかげだと思っています。 だって、言葉が通じないだけで諦めて、自分の世界を狭くするなんて勿体無いって思えるようになりましたし、以外とコミュニケーションって何とかなるって知りましたもん。花井代表や他のアシスタント、受講生さん達には「いやいや、西島さん、もうちょっと手話は勉強しないと、何とかなってないよ?」と思われているかもしれませんが、本当に私自身は世界が広がり「何でも(誰でも)来い!」くらいの度胸はついたと思います。しかも、どこの国でも頑張れば通じてるし! コミュニケーションの方法は1つでなければいけない決まりはありません。「伝えたい、知りたい気持ち」を根底に、イメージ、想像、工夫。いつもレッスンで言われている言葉ですが、本当に大切だと実感しています。そして、適切な指導ができる講師のもとで訓練しないと、自己満足で終わってしまう気がします。 この教室だから学べることがたくさんあります。花井代表も過去や今の自分に満足せず、どうしたらより良い指導が出来るのか、日々自分に向き合い、努力しています。 自分を変えたい。 手話通訳士になりたい。 表現力を身に付けたい。 ただ、楽しい事をしたい。 どんな理由でも、NA花井盛彦手話教室は、しっくりとハマると思います。 奥が深い日本手話。私も入り口に立ったばかりです。一緒に楽しく、成長しましょう! ぜひ一度、体験レッスンにご参加ください!