こんばんは。スタッフの西島です!
ついに1月~3月期も最終週を迎えました。
今日の【NA】初級クラス、テーマはCLです。
CLは、動きと形をいかに正しく表現できるかがポイントですよね。 東京ドームも形がいびつだったり、観客席も立体感がなければ上手く伝わりません。
他にも、雪の積り方を表す時によくやりがちなのは「最初はチラチラ降る雪が、だんだん強くなり、地面が雪で上がっていく…」それでもわかりますけど、チラチラ降っている時の地面と、雪が強くなってきた時の地面の上がり方は、表現を変えた方が良いですよね。
正しく表す力が身に付けば、ズレや読み間違いも少なくなるはず! 手話辞典に掲載している語彙は、実際の手話の全体のうちの30%だけだそうです。
ろうの手話は、なんと話し全体の約70%がCLで占められている、と言われています。(ろうにも色々得意分野がありますので、一概には言えませんが…) CLの存在を考えずに、辞書の掲載語彙だけを学習しても通じない訳ですねー。
何年も他で手話を学習しているのに上達しない、と悩んでいてNA花井盛彦手話教室に来て頂いた生徒さんは「CLを学ぶ機会がなかった」とよく聞きます。 日本語の単語→手話の単語を考えてしまい、該当する単語がないと、途端に表現できなくなってしまうという悩みを持っている様です。
せっかく足を踏み入れた手話の世界、辞書に載っている語彙が手話上達の邪魔をする…なんて悲しいですよね。
まだ遅くはありません!日本語を頭から離して、私たちと一緒にCLを学びませんか?
4月~6月期生、体験レッスンも受付中です!