こんにちは。西島です!
先日、バス停でバスを待っていました。昨日の手話教室での復習や、今後のHANAIプロダクションでの仕事について、手話の事を考えていたので、高校生くらいの男の子に肩を叩かれ「後ろから車が来てるから危ないですよ」と言われるまで車に気づかず、しかもとっさに「ビックリ!ありがとう」と手話で返事をしたので「聞こえない人なのか…」と思われ、バスを降りるまで終始親切にしてもらいました。でも…親切の方向性が…ちょっと違う…。 例えば ①バスが来たことを指さしで伝えてくれる→…いや、目は見えるからわかるんだけどね ②バスに乗り、私のために席を確保→嬉しいけどね…身体は丈夫なんだけど…。 ③バスの運転手がアナウンスした内容を身ぶり手振りで伝えようとしてくれる→一生懸命考えてくれる姿がすごく印象的でした。でも「時間調整のため3分停車します」を、時計を指差してうーーんと考え込み、すぐに断念。スマホで入力してくれました。もうちょっと工夫してくれたら嬉しかったなぁ。 聞こえてるのに、騙すような事してごめんなさい。 手話を習い始めるきっかけとして「聴覚障害の方と実際に(仕事などで)やり取りをしてみて、自分も手話ができたら…と思った」との回答をよく聞きます。 何かに困っている人がいたら手助けをしたい、という優しさが人にはありますよね。聞こえる、聞こえないにかかわらず、困っている人には手を差しのべたい。でも、それって的確に対応しなければ、もしかしたら「大きなお世話」になってしまうかもしれないし、「かえって失礼」になるかもしれない…。 何が言いたいかというと、やはり「相手を知る」「相手の立場に立って考える」事が重要だと思うし、これって結構難しい…と言う事です。NA花井盛彦手話教室では、私は「人生の勉強」もできると思っています。考えて、悩んで、チャレンジする。正しいとか、間違えてるとか以前に自分に向き合えるチャンスをくれる場所だと思うし、そうでありたい。 人の優しさに触れて、しみじみと考えてみました。