こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【NA】ステップアップクラスは、ろう的表現です。 フリートークの中から、気になるところや、直したほうが良いところをみんなで話していきます。 「先々週、雪が降って寒かったでしょ。家のそばの川からカエルの声が聞こえてきた」 これを日本語通りに表現すると、伝わりますがオチ?がハッキリとしません。 「先々週、家で(例えば)料理をしていた。ん?窓の外から何か聞こえる…気になって窓を開けてみると、雪が降っていて寒い中に…え?!カエル?」 「どうして?(ポ?)」「珍しい(プ)」「考えられない(ピ)」自分の心情に合わせて、最後につけると、凄く魅力的な表現になりますね。 次は「出産を控えた娘が病院に行き、予定日はまだまだなのに、次にメールが来たときには出産を終えていた」話で盛り上がり終了です。 文章で見てもわかる通り、ろう的表現は、簡潔なのにドラマの様な仕立てをしています。 いわゆる「話し上手」に聞こえますね。 日本語と日本手話は違うので、日本語を頭から捨てて…と、手話学習者はよく聞きますよね。 日本語を頭から捨てる…とは、「日本語で話の内容を組み立ててから手話にする」や「日本語だったら…と常に置きかえて考える」のではなく、「日本手話だったら」と思考を変えるといいかもしれません。「こんな時、日本手話だったら…」とろう者の表現を取り入れてみると、楽しい会話になりますね。 今日もお疲れ様でした。
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