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NA花井盛彦手話教室【NA】ステップアップ 7月7日(木)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】ステップアップクラスは、フリートークからスタートです。 ストレッチで一番気持ち良いのは?


首や肩こりにも効果がある首のストレッチは気持ちいいですよね。


首のストレッチ方法をついCLで説明しますが、これは首で身振り手振りで行ったほうがシンプルですね。

例えば首の「どこの筋肉に効果ある」の様な細かな説明だと拳を顔と首に見立てたCLがピッタリです。 会話中は、つい日本語に引っ張られて「でも」「とき」を使う手話学習歴は多いですよね。 日本語がベースになりすぎてしまっていると、読み手は一つ一つの単語を繋ぎ合わせて文章を理解しなければいけないので、字幕をひたすら読んでいる様な感じで情景までは浮かびません。「でも」を使わないとしたら?を考えていきましょう。 「駅の下にスーパーがあるけど、小さくてコンビニみたい」 →駅の下、スーパー、首振り、小さい、コンビニみたい 「雨だと思ってたけど晴れた」 →雨、想像、意外!、晴れ 次は「最高」です。 左の手のひらは下に向けて、右手は開いて指先を上に向け 手の甲を相手側に向けたらまっすぐに下から左手の手のひらへ向かって突き上げます。 右手の指先は左手の手のひらに当たります。 右手を20にしたら「最上階は20階」「20歳まで」「20人まで」と読み取れます。 右手を人々にしたら「最高人数」ですね。 最後は3人1組で「手形は同じだけど意味が違うもの」を出していきます。 「お金」 前に出せば「払う」、斜め上から下げれば「バーゲン」、前後で「デパート」 他にも高い、安い、銀行、金持ち、経営、突然、財布、税金、価値が出ました。 他のチームは「親指だけを立てた形」です。 両手を上下すれば「試験」、前後で「スポーツ」、ぶつけて「相談、会議」、片方を少し下にすると「おかず、サブ、スタッフ、副」、片方が下にスルッと落ちると「排便」 他にもチャレンジ、勝つ、平等が出ました。 出す位置や方向、タイミングで色んな意味になりますね。

【コミュニケーション】基礎クラス(35分)は、フリートークからスタートです。 ここでもまた、手話学習者にありがちな「ない」の話題になります。 「お金、ない」だけでは失くした?忘れた?貧乏?と内容までわかりません。 「行く、ない」も行ったことがないのであれば「行く、まだ」ですし、行きたくないのであれば「行く、嫌」か「行く、否定の首振り」 深く相手と会話をするのなら、日本語に単語を乗せるだけでは不十分な事がわかります。 また、手話学習者さんは良くも悪くも「最初に教えられたこと」に忠実なので、講習会やサークルなどで教わった事にこだわりすぎてしまいます。表現や伝え方は一つではありません。教わった事が全てと思ってしまうと、その人にしか通じないかもしれません。 NA花井盛彦手話教室では、「こうじゃなければいけない」ではなくて「この場合はどうする?」を考えていきます。 なので、日本手話が第一言語のろう者には通じる様になりますし、もし対応手話や口話が第一言語のろう者であったら、その場合は日本語の文法が一緒なので苦労する事はありません。 通う価値のある教室です。 今日もお疲れ様でした。

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