こんばんは、スタッフの西島です。
今日のオンライン【NA】ステップアップクラスは、「消える、なくなる」からスタート。
両手を開いて外側から左右同時に体の真ん中に引き寄せて、両手のこぶしを胸の前で交差させます。 パッと物が消えるイメージで表現しますね。例題を考えます。
「店がなくなってる」→これは状況によっては「潰れた」「閉店した」「変わった」の方が適切な場合があるので注意が必要です。
「雑誌に載ってた店に行きたくて、スマホ片手に辿り着いたけど、あれ?店がなくなってる??」この時、疑問や驚きの表情とNMSもしっかりつけて区別しましょう。 会話をする時に「〜〜がない」という日本語は、よく使いますよね。手話単語も複数あります。
「シャンプーがない(使い切って空)」
「シャンプーがない(売り切れ)」
「シャンプーがない(いつもの場所にない)」
「メガネがない(忘れた)」
「メガネがない(カバンに入れたはずなのに見当たらない)」
人に伝えるには( )の部分が大切です。しっかりと使い分けをして、語彙力を高めましょう。
次は「デタラメ」です。 (単語の)意味が合っているかどうか、例題を発表し確認します。
「テスト、見ないで(目を瞑って)回答する」 なんとなく伝わりますが、デタラメを書くというより、何か他の企みがあるのか?目がどうかしたのか?と誤解されそうです。 表情でいい加減な雰囲気を出し、パパッと適当に書いている方が伝わりやすいかもしれません。
ここで「いい加減」という言葉が出ましたが「てきとう」と「デタラメ」皆さんは、どの様に使い分けていますか?
どちらも辞書で引くと「いい加減」の文字が出てきます。
「てきとうに書いた」
「デタラメを書いた」
てきとう(適当)は読んで時の如く、ほどよく当てはめるニュアンスが強いのに対し、デタラメはサイコロを振って出た目の通りにするという「根拠もなく運や神様に任せる」時に使う、ネガティブ要素の強い言葉。
日本語の勉強も大切だなぁ、と思うレッスンでした。
オンラインレッスンでは「自分が相手にどう見えるか」を対面レッスンよりも意識します。限られた空間の中で、誤解を与えない様に動く訳ですから、位置や動かし方もキチンとしなければいけません。 ただ「真っ直ぐにカメラに向かってゆっくりやればいい」わけではないので、毎回花井先生や「いいなぁ」と思う生徒さんを参考に工夫の日々です。 手話だけでなく所作も綺麗になれる。オンラインレッスンの利点ですね。 どのクラスも、自分の考えをしっかりと表現し、アウトプットすることで自分のものにしていきましょう。 今日もお疲れ様でした。
読んでいただいてありがとうございます!!
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