こんばんは、スタッフの西島です。
今日のオンライン【NA】ステップアップクラスはCLです。
ワンちゃんと一緒に寝ている生徒さん。
右手を自分として2本の指を使って足を表現し、左手の親指でワンちゃんを表現します。それを使い、どの位置でワンちゃんが寝ているのかを表します。手話学習者さんは、CLについ手話で説明をしたくなりますが、CLを上手に表現できれば補足は要りません。
昨夜はワンちゃんが顔の方まで来て、頬に噛み付いたそうです。 ここで花井先生から、聞き手の反応や話し手が同じ説明を繰り返しているのに違和感を感じ、アドバイスを貰います。
花井先生が聞き手となり、同じ話をしてもらいますが、1回目はかすかに頷きながら聞き、最後に話の全てを聞き手が確認しました。2回目は、相手と同じ表現をリアルタイムで要所のみ真似しています。
例えば、NMSを使いながら犬の寝ている位置を真似したり、頬を噛んだ表現を真似します。
一種のミラーリング効果と同じでしょうか?
話し手は「伝わってる、通じてる」と実感しながら話をするので、同じ事を繰り返したり無駄な説明がなく会話もスッキリしています。
CLの様に「見たままズバリ」を表現し、日本語に頼りすぎない手話表現や、「聞く力」を重視したレッスンでした。
その後のオンライン【NA】入門(30分)クラスでも、自然な会話を心掛けていきます。
「銀行は別々?」
花井先生は「ご主人と」をつけませんでしたが、前後の話の流れでご主人とお財布(銀行)が別々か聞いてるのかな?と思いました。汲み取れれば良いのですが、難しい場合があります。
前のクラスの「日本語に頼った手話表現」と書いた通り 「〜〜の時」や「〜〜が」「でも」等の表現に頼りすぎているので、その表現を手ではなく、NMSで表す日本手話だと、ズレが生じる様な気がします。
日本手話が第一言語のろう者と話す時に、お互いが「で、誰?(の話?)」と大事な所がズレる事が多いです。ろう者は容赦なく聞いてくれる人が多いです。「??誰?」と。聴者は「???」や「??意味わからない」しか表現しない人が多い気がします。
お互いの文化や文法は会話をして、慣れて学んでいくしかありません。毎週、日本手話に触れる事は、毎日手話辞典を眺めるより遥かに学習が大きいですね。 10月〜12月期の体験レッスン受付中です! 今日もお疲れ様でした。
読んでいただいてありがとうございます!!
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