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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 4月8日(土)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】入門クラスは、挨拶からスタートです。 「挨拶」は思っている以上にとても重要ですし、気付かぬうちに疎かになっていたりします。 顔も見ずに会釈だけしてしまったり、呟く(言葉でも手話でも)だけでは相手に届きませんし、誤解を招きます。 相手をちゃんと見て挨拶をしていきました。 挨拶は関係性によって「よっ!」と手を挙げるのもアリですし、基本的には「お疲れ様」を使います。荷物で手が塞がっていても、片手だけでも、きちんと顔を見て、表情を気を付けているだけで充分です。 この「お疲れ様」。 片手でこぶしを作って、 反対の手首のところをトントンと2回たたきます。 「お疲れ様」「大変だったね」「ご苦労様」以外にも、シチュエーション、関係性、表情、NMMで様々な違う言葉にも訳せます。 「ありがとう」の練習もしました。 実用的に二人一組で練習します。 「これ、どうぞ」 「私に?そんな!いただけません」 「もらってください」 「ありがとうございます」 「これ、どうぞ」 「えっ!ありがと〜!」 それぞれの個性が出ました。 最初は「これ」の段階で「ありがと」と受け取っていましたが、早いよ!とツッコまれます。 また、受け取った物があるはずなのに、すぐに手を離して「ありがとう」もリアルではありません。 差し出され、驚いたり、遠慮したり、喜んだりして、受け取って、それを置いて「ありがとう」 心のこもった挨拶を実践しました。

最後に空書の練習です。 ほし、さくら、かめら、ゆき、りんご、うさぎ、とけい、でじたる デジタルが出たところで、「あなたの時計、デジタル?アナログ?」と質問します。 アナログは、参考書には「左手は人差し指を立てて構え、右手の親指を近づけたら右手だけを小刻みに揺らしながら右方向へ動かす」と載っていますが、二本の人差し指を使って、長針と短針を表現する方法もありますし、そちらのほうが手話を知らない人にも伝わります。 デシダルは、参考書には「左手は人差し指を立てて、右手は5指で輪を作り、並べて置いたら交互に前後させる」と載っていますが、指先で数字がパラパラパラと動く表現もあり、やはりそちらのほうが手話を知らない人にも伝わります。 どっちが正解という訳ではなく、参考書に載っているものしか覚えない、認めないではコミュニケーションは成立しません。色んな表現があるのを理解して、伝わりやすい表現を使いましょう。 「あなたはアナログ?デシダル?」の質問に「ん?時計?私?」と悩みましたが、「アナログ人間」という言葉がありますよね。自分がITに頼らずにリアルで生きているか?文明の利器を使いこなしているか?を答えていきます。 アナログ人間には、物事を割り切らず、曖昧さを残しつつ理解する人との意味もあるそうです。 体験レッスンの生徒さんも、最初は何をやっているのか不安気でしたが、最後はリモートの生徒さん達の猫ちゃんやワンちゃんの出演もあり、和気あいあいと終了しました。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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