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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 5月20日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】入門クラスは、空書からスタートです。 手話は「相手と向き合う」「顔と顔を合わせる」のが大切ですが、真正面を向いて物理的に向き合うのではなく、どの角度から見ても伝わる事も大切です。 つい、相手に話しかけるときに椅子の向きを相手に向けて、正面から話しかけたくなりますよね。ここが複数人での飲食店だったり、電車やカウンターで横並びに座っていたりした場合、身体ごと向き合うのは不自然ですし、何より会話は必ずしも「一対一」ではないので、それも意識して会話していきましょう。 次は身振り手振りです。 おにぎり、食パン、卓球、ゾウ 小学生は、信号を渡るときに手を挙げたり、ランドセルを背負ったり、7歳〜12歳と工夫をして伝えていきますが、「何を伝えたいのか?」が曖昧になってしまい、なかなか答えが出ません。 画家は、ベレー帽を表現しましたが、頭の真正面に被せてしまうと、別の物に見えてしまいますね。

次は位置、場所、空間、CL、アプリです。 画面に映した羅列されたホーム画面のアプリのアイコンを、CLで表現し、それがどこにあるかを当てます。 Instagram、Twitter、Amazon、dマガジン、アップル、Facebook、Gmail等の単語も学びました。 最後にフリートークです。 「ペット飼ってる?」の質問をするとき、参考書等は「動物、世話」と出てくるかもしれません。ですが、それではその単語を知らなければ伝わりません。 「あなた、家、犬、猫、疑問のNMM」 NMMは少し上目遣いで首振りをすると「質問されてる」とわかります。 これなら、単語を知らなくても何を聞かれているのかわかりますね。 「昔は?(飼ってた?)」と聞きたいときも、子どもから大人になるまでの「成長」を思わせる手振りをして、「小さい頃に犬を飼ってた!」と通じました。 全てを身振り手振りで行うのは大変ですし、時間がかかってしまいます。相手の反応を見ながらCLや手話を使い分けていくと良いですね。 手話単語は参考書でも学べますが、それをどう使うか?と、それ以外にどうしたらいいのか? それを押さえるとコミュニケーションの幅が広がりますね。 今日もお疲れ様でした。

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