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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 5月27日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】入門クラスは、「コロナウイルス」からスタートしました。 まず、リモートの生徒さんが、初対面の生徒さんに「髪が長くて前髪が、、、」とCLで特徴を表現しました。相手は、すぐに「私?」と挙手します。「名前なに?」「〇〇」とスムーズに会話ができています。 「コロナウイルス」 単語を知らない人に説明します。マスク、ウイルス、咳、熱、と関連する単語を羅列しました。相手は「うん、うん」と頷いていますが、何を指しているのか?が掴みきれていない様子です。 「マスクを外す、ウイルスが体内に入る、熱と咳」の様に順序立てて身振り手振りをすると伝わりやすいですね。

「左の手のひらで、右の指先を弾く」 これは、手話単語とCLが一緒なので、身振り手振りを使って単語を知らない人に説明します。

どんどん食べ物が運ばれてくる、バツ 好きじゃない人から告白される、首を振る 犬がじゃれついてきた、手で制止する ジェットコースター、バツ これだと「困る、振られる、苦手、嫌い」と思ってしまいます。 ジェットコースター、力士が乗ろうとしてる ジェットコースター、身長140センチ以下はバツ タバコは?→18歳 お酒は?→20歳 パチンコは?→18歳 車の運転は?→18歳 選挙は?→前は20歳、今は18歳 それ以下の年齢はダメ(バツ) これで全員に伝わりました。 「断る、拒否、予防、防ぐ」の単語ですね 「予防接種」や「アンチエイジング」にも使えますし、「泊まりに行っていい?」「断る!!」なんて時にも使いますね。 「〇〇くん(大人の生徒さん)から、家に泊まらせて!と頼まれたらどうする?」 生徒さんの中に中学生がいます。 生徒さんは「断るっ」と即座に返答したので笑えましたが、「OKだったら捕まっちゃうよ。(お母さんが警察に電話して、手錠をかけられる身振り手振り)」でも爆笑します。 まだ2年生になったばかりで、最初はなかなか発言ができなかったのですが、最近はメキメキ上達しています。 理由は「相手をきちんと見て、考えて、意思表示をしている」からです。当たり前に思えるこの行為は、大人でもなかなかできていません。 手話だけでなく、相手と向き合う事を身につける。それは、自分の武器になりますね。


【NA】入門35分クラスは、2〜3文字の空書からスタートです。 花、森、海、リンゴ、街、雪、だるま わかったらその単語のイメージを表現します。 街は村とは違い、家が建ち並び人通りが多い事を表現すると良いですね。 だるまは、姿形を2DのCLで表し、その表情や転がっても起き上がるところも表現します。 最後はフリートークです。 「好きなもの何?」 「鳥」 「見るの?写真を撮るの?」 「??、、ううん、鳥…」 双眼鏡を持つ手が小さく、穴から覗いている様になっているせいか伝わりません。 双眼鏡を正しく持ち、キョロキョロすることや、鳥が飛んでいるところを写真に撮っている身振り手振りで伝わりました。 バードウォッチングが好きなのではなく、鳥が好きで飼っているそうです。 空書もそうですが、ちょっとした手の使い方で、全然違うものに見えてしまうので、注意が必要ですね。 今日もお疲れ様でした。

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