こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【NA】入門クラスは、大阪の話でした。
「3月末に大阪に行った」
「末」は上に向けた掌にもう片方の指先を上からおろしますが、掌を横に向けてしまったので「まで」という単語になっていました。
「3月まで大阪に行った」
大阪在中の生徒さん「そうなの?同じだね!」
「同じ…?うん」
手話単語は少しの動きで意味が違ってきます。
単語を間違いなく表現するのも大切ですが、それよりも会話中のちょっとした微妙な違和感をお互いに感じ取り、歩み寄ればズレはなくなっていきます。
「同じって??」
「同じって言った時の反応が気になる」
その違和感を突き詰めて行くのがNA花井盛彦手話教室の特徴です。
USJの話になりました。
USJの単語を知らない人に説明する時に「映画」「遊園地」等の単語を説明すると「遊び?」「デート?」と話しがずれていきます。
東京は「ディズニーランド」。大阪は?等、工夫していきました。
行ったことがある人に、ない人が質問していきます。
「食べる場所はたくさんある?」
沢山の基準が難しかったり、レストランのこと?食べ歩き用の出店も入れていいのかな?と、答えが曖昧になっていました。
こんな時も「知っている何かと比べる」や「言葉でなく、見てわかる説明」が有効。
「ディズニーランドよりは少ない」や「(CLで)歩いていて、どのくらいの間隔で店があるか」で答えました。
次はスカイツリーです。
単語を知らない人に説明していきます。
A「(CLでスカイツリーの形)」
A「展望台から下を眺める」
B「あ!赤い?」
A「あー、違う(東京タワーじゃない)」「青い」
B「あー、わかった!相撲(両国国技館)と近い?」
お互いの反応を見ながら、正しく、楽しく会話しています。
言語の習得は、個人差がありますが論理的に文法を学ぶよりも、感覚的に身に付けていく方が楽しく早く上達すると言われています。
NA花井盛彦手話教室はぴったりですね。
今日もお疲れさまでした。
読んでいただいてありがとうございます!
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