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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 7月22日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】入門クラスは「ショートフィルム」です。 「宅配便の話」を見ていきます。 出演者の高宮葵さんが、ろうと聴の違いを説明しています。 その説明をまずはコピーしていきます。 コピーするには動きを真似するだけでは表情や、ちょっとしたニュアンスがズレてしまいます。そして「自分の癖」が出てしまいます。 まずは話を理解し、動きを練習していきます。 細かな指の動きや目線、表情…。 発表すると、覚えるのに全てを使ってしまい、目が泳いでしまっていたり、リズムが合わなくて不自然に。 何回も練習し、自然になっていきます。 何回も練習したり、緊張の中で発表することで、目に見えて上達していきますが、一生懸命過ぎて「AIみたい(機械みたい)」になってしまう事も。 NA花井盛彦手話教室のレッスン方法や、生徒さんを見ていると、手話は暗号でも合図(サイン)でもなく、言語なんだな…と実感します。

後半は、動きを覚えて真似するだけではなく「もっとこうしたら良いのでは?」と考えていきます。少しの動きを変えるだけで、見えやすくなったり、伝わりやすくなりますね。 このショートフィルムの内容は、「見ていなければ、宅配便等が来た時のチャイムに気付かない」という内容でした。 眠っていても聴者はチャイムに気付きますが、ろう者は気付きにくく、フラッシュライトや宅配ボックスがあると便利ですよね。 聴者は何となく耳から情報を仕入れています。何かの作業中でも音が鳴れば気付きますし、話し掛けられても「聞いていない」事はあっても、「何か言ってる」事に気付かない事はあまりありません。 視覚も同じですね。いつも「何となく」見ています。 私の個人的な考えや経験、何かの本で読んだことですが、人は「見たいものしか見ない」傾向にあるそうです。見てはいるけど、捉えてないという状況でしょうか?なので、髪型を変えても、気付かなかったり、詳細を思い出そうと思っても思い出せない。 それと比べて、「見る力」に長けている人は、一瞬でも色んな事を捉えています。何となく…で情報を掴むのではなく、聞く力、見る力を鍛えていきたいですね。 今日もお疲れ様でした。



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