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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門 8月21日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。


オンライン【NA】入門(90分)クラスは、生徒さんの幅が広く、手話初心者さんから現役の通訳さんまでが一緒に学びます。


そして今日の8人、お住いの都道府県が全員見事にバラバラです。

地域も、手話学習歴も、仕事も、年齢も違う生徒さん達。

ですが、一人一人のニーズに対応したレッスンが可能なんです。


まずは数字から。1から1つづつみんなで繋げていきます。


その後は空書です。ベテランさんは手話単語や指文字で表せば一発で通じるものも、苦労して空書の読み取りをしていきます。


空書は「形を丁寧に表し、読み取り、想像する訓練」にもなりますので無駄にはなりません。


最初に花井先生からの出題で、トマト、鳥、行く、可愛い等、名詞も動詞もごちゃ混ぜで、想像がつかないものが出てきます。読み取れたら身振り手振りや手話で表現。


カフェでレッスンを受けていた生徒さんも、周りも気にせず全力で「フクロウ」を身振り手振りで表現しています。この「一生懸命と積極性、楽しさ」の気持ちこそが上達する秘訣です。


地域によって手話単語が違うものも多いですよね。単語を教えてもらうときは「標準」とされている単語の他にも、大阪だとこう、福島だとこうだよね?山形はどう?など、たくさんの事を学ぶ事ができます。


まずは「声無しのコミュニケーション」に慣れる事が大切です。単語や文法ばかりに囚われ、頼り切ってしまっては通じません。


私は仕事で知り合ったろうに「その単語なに?」と聞かれて、CLや身振り手振りを使う事もしばしば。


柔軟に考えていきたいですね。


オンライン【NA】入門(30分)も数字と空書にチャレンジです。


空書のテーマは「都道府県」。漢字で書いていきましょう。読み取れたら、身振り手振りで表現し、手話を教えてもらいます。


この「身振り手振り」も大切な役割を担っています。


日本手話を豊かにするCL。CLに似た、CLよりも全身で表すのが身振り手振りです。


公衆の面前で全身を使って表現するのは頂けませんが、身振り手振りであれば、聴もろうも、どの地域でも、日本語を知らなくても通じます。


SNSで「ろうと通じる為には、まず何を学べばいいか?」の質問に「まずは単語を多く覚える事」と答えていた手話教室を見た事があります。私は仕事で知り合ったろうに「その単語なに?」と聞かれて、CLや身振り手振りを使う事もしばしば。


単語は便利だけど、頼ってこだわり過ぎてると通じません。



今日は学びの深い一日でした。今日もお疲れ様でした。


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