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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】入門(19時半〜)10月23日(水)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】入門19時半〜は、渋谷から二子玉川までの田園都市線、二子玉川から自由が丘までの大井町線、自由が丘から渋谷までの東急東横線。各駅をグループで練習し、花井講師が出題するテストに答えていきました。


渋谷から1、2番目は?

自由が丘から1、2、3番目は?


よく見る「路線図」をCLで表現します。


相手の右手の位置に渋谷なら、自分も右手が渋谷です。なかなか正解できずに繰り返しました。


次は「サッパリ」です。

手で頭の両サイドを払います。頭がクリアになるイメージです。


怒られて落ち込んだ…カラオケに行ったらサッパリした。


山登り、頂上で叫ぶとスッキリする。


湿気でベトベト。シャワーを浴びたらサッパリした→これは、サッパリするのは頭の中でなく、身体なのでこの単語には使いません。


サッパリするのが頭なのか、身体なのか、心(気持ち)なのか、同じ「サッパリ」という日本語でも、単語の選び方、表現の仕方は違いますので注意しましょう。


手話辞書や手話講習会は使っている単語表現が1、2つしかありません。

日本手話はいろんな表現があります。

「サッパリ」単語一つだけを知ってれば良いと思ったら大間違いです!ろう者と実際に会話した時のズレ、または見逃す、読み間違える可能性は高いです。

ここでも日本手話はイメージが重要だと再認識します。


「ストレス」

自分の胸のすぐそばで表現すると「ストレスがたまる」。

離してしまうと「〇〇がたまる」になります。

位置によって意味が違ってきます。

「任せられる」「任せる、任せた」

肩にのしかかる感じを表現するのが難しく、動きの練習をしました。


任せる時、「誰に」の指差しをキッチリすることを忘れない様に注意がありました。

日本語ではハッキリと言わなくても曖昧に了承してしまう内容も、手話だと意識して表現する必要があります。

なんとなく任せるのか、きちんと任命するのか、それもNMMや指差しで伝えていきます。


指差しの使い方によって意味が変わります。位置、方向、空間。

その人←指差し、あの人←指差し、その使い方、イメージが重要です。

指差しはろう者にとってすごく必要な要素の1つです。

指差しの使い方、きちんと身につけていきましょう。


「パワフル」

手の動きだけを見ると、「心変わり、変化、改心」と思ってしまいますが、例題を出していくと違う事に気付きます。

明石家さんまさんや大谷翔平等、パワフルな人を探しました。

有名人?成功者?すごい人?と答えを掴めずに悩みます。

大谷翔平はそうで、イチローは違う。

大阪のオバチャンもそのイメージ。

ここで、パワフルというイメージに近づきました。

掃除機なんかにもこの言葉は使いますね。


テストを受けたり、自分で発言するのは大変ですよね。ですが、この頭の運動やプレッシャーは心身に良い影響を与えるかもしれません。

手話だけでなく、沢山の学びがありました。


今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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