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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級 6月10日(水)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【NA】初級クラスは、まずはお互いに名前を呼んで、向き合って挨拶からスタートです。

「〇〇(さん)(手を降る)」 呼ばれたら手を振って反応します。呼ばれた人が小さく頷くだけだと、途端に不安になり、呼んでる人も段々と動きが小さくなっていきます。 普段の対面レッスンでももちろんそうですが、リアクションをとても大切にしています。 「伝わっているのか?」「理解してくれているのか?」を確認しながらでないと、一方通行になっていても気付かず、せっかくの会話も自己満足に終わってしまったり、ズレや誤解が原因で何か事故に繋がるかもしれません。 今日のテーマは「拳を使った単語」です。 走る、打つ、お疲れ様、許す、面倒。 「許す」について説明していきます。 娘の結婚を許す。

野球ボールが窓ガラスに直撃。誠心誠意、謝ってるのを見て…仕方ない…許すよ。 他にも、借金の申込みを認める。誰もが認める天才バッターなど。 単語を知らなかった人も「わかった」と言ったからには、自分の言葉で流れを作り、合っているのかを確認します。

自分の言葉で説明できたときの達成感は、生徒さんの表情に凄く現れます。「そうそう」と誰かに言ってもらえた時は気持ちいいですよね。

レッスン中、なかなか伝わらない時、諦めてしまう講師がほとんどだと思います。 諦めずに向き合うからこそ、生徒さんの力を引き出す事ができる。このクラスにも劇的に成長した生徒さんがいます。

日本語対応手話を学んでいたようで、とても落ち着いた生徒さんでした。

最初は「画面が静止してしまったのか」と疑うほど表情の変化が少なく、淡々と習得しているイメージでした。

花井先生から「リアクション」の指導を受け、また楽しい雰囲気でのレッスンに徐々に無表情の日本語対応手話ではなく、きちんとした「会話」になってきています。

改めて講師によって手話人生が左右するんだな…と思いました。 本日もお疲れ様でした!

読んでいただいてありがとうございます!


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