こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【NA】初級クラスは、発表会の練習でした。 CLを使った「手話語り」やそれぞれのテーマの内容を練ったり、相談していきました。 CLも、自分の後に同じ様に表現してもらうと「そう見えてるの?!」と発見があります。 また「それって悪いヤツなの?」等、質問してもらうだけで「仲が悪いだけで悪人ではないんだけど、自分の表情や動き方で、悪い人に見えるんだ」と気付きます。 どうしたら(どうやったら)、相手にどう見えるのか? これは決して一人では学べませんし、講師がただ説明するだけのレッスンでは掴めないので貴重ですね。
手話を含めて、語学教室において大切なことの一つに「アウトプット」があると思います。 日本人は、真面目にコツコツ勉強してインプットすることは得意なのですが、それを実際にアウトプットすることが苦手な傾向にあります。 間違えていたら恥ずかしい、それしか知らないのに手話で話し掛けられたら困る、色んな思いがあると思いますが、手話で「ありがとう」だけなら知ってる!という人も、いざその場面になると「ありがとう」と手話で伝える人は少ないんですよね。 人にもよりますが、ろう者は口話、筆談、通訳、アプリ等を使って聴者に合わせようとしてくれます。 こちらの手話のレベルを読み取り、わかってるのか、わかっていないのか、考えてくれる人を多く見かけます。 一方、聴覚、視覚等のコミュニケーションツールに困ったことがないと思っている聴者の中には、プリントを渡して一方的に伝えて終わりにしたり、明らかに理解していなくても諦めてしまう人が多い印象にあります。 ケース・バイ・ケースで一概には言えませんが、相手とのコミュニケーションを諦めない為にはアウトプットが大切…そして、そのアウトプットも「言ったきり」「言って終わり」の一方的なものではいけない事が最も重要ですね。 今日もお疲れ様でした。
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