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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【NA】初級/ステップアップ 2月17日(木)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【NA】初級(35分)クラスは、フリートークです。 「〇〇さんの後ろ、なに?壁の模様?」 「いや、棚」 「棚が開いて頭にぶつからない?」  「本棚なんだ」 やり取りを考えると、よくあるやり取りの様に感じます。「頭にぶつからないか?」を質問しましたが「ぶつかって怪我をした」様なエピソードがなければ「大丈夫」と、わざわざ答える人は少ないかもしれません。 「怪我をした」と返事がない限りは「大丈夫なんだろうな」と想像してしまいがちです。 第一言語同士なら構いませんが、勉強中の手話の場合は、きちんと質問に合った返事をしないと「わざわざ答えなかった」のか、「伝わらなかった」のかわからないので、質問に的確に答えることがお互いのためになりますね。 また、伝わらなかったり、欲しかった返事と違うものが返ってきたな…と思っていても、大切な内容を除いて、ほとんどの場合は「まぁ、いいか」と思ってしまいますよね。 相手が「わかっていないだろうけど、仕方がない」と諦めてしまう時と、「言ったんだから伝わってるでしょ」と相手の反応を見て、考えるのを諦めてしまう時、必ずどちらも経験があると思います。 「発言したら終わり」ではなく、お互いが反応を見ながら、コミュニケーションをとれると良いですね。 【NA】ステップアップクラスは、サインネームの由来からスタートです。 サインネームには、その人の趣味や人柄が表されていますよね。 話の中で、手話学習歴が長いと、単語にこだわりすぎてしまい、頭が固くなる…と。 体験レッスンの生徒さんに、「ゆっくりと皆のことを知っていけば良いよ」の表現に「診察」を使いましたが、以前「え?診察は受けなくても大丈夫です」と返答されたことがあるそうです。 他にも「注射」は「やみつき」「洗脳」とも訳せます。 例えば「日本人はアップル信者が多いよね」なんて時にも使えます。 「洗脳」を調べていたら「脳+洗う」と参考書に載っていました。洗脳の意味は「思想を強制的に改造する」。「洗う」と表現して伝わるのか疑問ですね。

次は、有名人をCLで表現します。 特徴的な見た目や、表情、仕草。 マツコ・デラックスやマイケル・ジャクソン、ダウンタウン、菅田将暉等が出ました。 名前が出てこなかった時にCLを使うのは有効ですが、ど忘れしたときのためだけに練習しているのではありません。 手話は目で見て捉える事が大切です。また、それを的確に表現できることを求められます。 自分で表現してみたら、意外と違う風に捉えていた…なんてことも…普段から練習しておくことが大切ですね。 最後に国旗とその国のイメージを話しました。 今日も大阪、福島、福井、山梨と色んな場所から生徒さんがきてくれています。 手話単語も地域で違ったり、コーダの生徒さんは「家族だけの表現」もあり、色んな人と話すことで視野が広がりますね。 どれが正解、という訳ではありません。色んな表現があって、相手に伝わるために、お互いがどう工夫していくか、それが大切ですね。 今日もお疲れ様でした。

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