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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 4月12日(月)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【コミュニケーション】基礎クラスは、体験レッスンの生徒さんをお迎えしてスタートです。


テーマは「気持ち」


「ガッカリ」は参考書では、胸元あたりから両手がしょんぼりとしぼむ様な仕草が載っています。

今日はしょんぼりする感じの「ガッカリ」だけではなく、期待外れで腹が立っていたり、思っていた事と違くてビックリしたり、色んな種類の「ガッカリ」を表現していきます。

①「行列に並んで、自分の番。一口食べて、何だよコレ!不味い」

②「雑誌で見た温泉が広くてキレイ。行ってみたら狭っ」

③「イチゴが甘くて美味しいと思っていたのに、不味い」


①は、楽しそうに行列に並んでいて、食べた一口目からの表情ですぐにわかります。

②は、温泉の扉を開けた時に疑問の表情をすると豊かな表現ですね。

③は、「甘くて美味しいと思っていた」は、わざわざ単語で表さなくても、イチゴを見た時の表情で表す事ができます。


日本語文章を、そのまま手話単語に当てはめると、違和感がある事って多いですよね。

例えば「うける」

「試験を受ける」は日本語としては合っていますが、行動(手話表現)を見てみると「受ける」は受け止めるイメージ。

何かの申し出やプロポーズを「受ける」のであれば「受け止める」でも違和感はありませんが、試験は受け止めるのではなく「申し込む」「臨む」「チャレンジする」の方がしっくりときます。


後半はフリートークでした。

説明、回答、色んな場面で知ってる単語を並べてしまい、つまらなく長いコミュニケーションになってしまいます。

その都度、花井先生に修正してもらい「こうやって聞けばいいのか」「こうやってイメージをしてもらうのか」と学びの深いレッスンでした。


「家はこの前、山火事があった場所の近く」

「山、火」だけでは、伝わるのに時間がかかり、「山、メラメラと山が燃えていく」と表現をすると相手はイメージをしやすく、すぐに伝わりました。

日本語や単語にこだわり過ぎず「伝える事」を優先する。それには思考を柔らかくして、今までのコミュニケーションスキルを見直してみる必要があるかもしれませんね。


今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!!


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