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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 5月14日(火)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の【コミュニケーション】基礎クラスは、通訳の話題からスタートです。


「地域の通訳制度に登録してる」


「登録」の単語を説明しました。

「手話サークル、入る、時、名前、登録」日本語対応手話で説明しましたが、日本語や手話単語を知らなければ伝わりません。


「入る」「時」

ろう者でも、この単語をよく使うのを見ますが、日本語を頭に思い浮かべなければ、意味が伝わらない手段よりも、CLを用いて見ただけで意味が伝わる方がズレが少なくて便利ですよね。


「でも」の表現もネイティブサイナーは手話単語でなく、他の方法(NMM)を使う人が多いです。

CLの話で「桃太郎」が出ました。

その流れで「ハイヒール、わかる?」と質問されます。

ヒントは「魔法使いのおばあさん」「王子様」。

ここで「わかった」だけで終わらせずに「掃除?」「いじめ?」「0時前?」「城?」と発言があると「シンデレラ姫」だとお互いが認識している事がわかります。


日本手話は「言葉」だけを伝えるのではなく「会話の意味」を伝える手段です。お互いの認識を擦り合わせる必要があるので、「そのもの」を広い意味で把握します。


これが癖になると、手話に限らずコミュニケーションがスムーズになりますね。


おとぎ話の流れで「お椀、男」が出ました。一寸法師ですね。

話の内容を知らなくても、絵本の表紙の絵が皆の頭に思い浮かびます。


これなんだ?と出題します。


丸い頭、赤、飛ぶ


答えはアンパンマンですが、「胸がピカピカ?」と返答がありました。どうやらウルトラマンと勘違いしています。

「丸い」が上手く伝わっていません。まん丸の頭や鼻の丸さ、頬の赤らみなど、CLを的確に表現することが必要ですね。

ドラえもんも、CLでほぼ伝わります。


CLの大切さはわかっていても、最初から的確に正しく表現できる人はいません。

見て取る力やそれを正しく表現する力。NA花井盛彦手話教室のレッスンは、全クラスその「必要な力」が学べます。


今日もお疲れさまでした。

読んでいただいてありがとうございます!


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