こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【コミュニケーション】基礎クラスは、CLです。 手話単語は手話学習者にしか通じませんし、みんながすべての単語を知っている訳ではありません。 単語に頼っていると伝わらなかったり、内容が浅かったり、違う意味で伝わる事もありますね。 伝える方も、読み取る方も頭を柔らかくすることが大切です。 手話禁止でCLを使って会話をしていきます。 椅子(自分の椅子を指さす) フワフワ(自分の目の前で弾力を思わせる手つき) 座る(自分の椅子にそれ(フワフワ)を置いて座る) OK? 椅子の座り心地の好みを聞いてるのか? 椅子にクッション要りますか?の質問なのか? 座ると音が鳴るブーブークッションにも見えます。 座る、潰れる、ダメ と返事をしましたが、お互いが曖昧なまま進んでいきます。 「通じてないな」と、違和感を持ったまま進んでいき、お互いが諦めてしまう事はよくあります。 単語に頼りすぎないNA花井盛彦手話教室のレッスンなら、そんな違和感も修正していけますね。
声なしレッスンや声に頼らない環境下で、手話学習者なら経験した事があるかもしれません。 例えば、実際にAさんが「それ」とBさんの目の前にあるパソコンを指さします。 Bさんは「私のパソコン?」とわかれば良いのですが、「それ?」とAさんと全く同じ動きをしてAさんの目の前の物を指さしたり、空間認識能力が足りずにパソコンを通り越して後ろを振り向いたり、まるでコントの様な経験があると思います。 空間認識能力を含めて、机上の学習ではなかなか学ぶことのできない内容が多い手話。 サークルや講習会は、比較的安価で学びや経験が手に入るかもしれませんが、やはり本格的な日本手話を目の前で見る事は学ぶうえで重要ですよね。 後半は好きな家電で会話をして終了しました。 今日もお疲れ様でした。
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