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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【コミュニケーション】基礎 9月21日(月)

こんばんはスタッフの西島です。


今日のオンライン【コミュニケーション】基礎クラスは、一つの単語からスタートです。

その単語を使った例題を花井先生が何個か出してくれます。 単語は目の下から、すぼめた手を弧を描くように下に開きながら出します。 「田舎から出てきたら、都会は〇〇」 「子どもは見るものすべてが〇〇」

生徒さんたちはこの単語の意味を知りません。ですがここで「もしかして、こういう意味かな?」と考えます。

花井先生から「例題を出してみて」と。

ハッキリと掴んでいないので、間違えたら恥ずかしい…全然違ったら…と私も以前は挙手できませんでした。 でも、間違えてたって構わないんです。発言しないと進みません。

「海外に行ってステーキ頼んだら巨大!」 花井先生は「うん。まぁ…わかる」 「今日の服…〇〇」 「ん?なんで?どんな服?」

単なる「オシャレな服」であれば、意味は合っていません。 例えば、袖があり得ないくらいに膨らんでいたり、斬新なものなら合っていますね。 最初は「ビックリかな?」「文化の違いって意味かな?」と掴みかけていた単語の意味を、自分の発言を訂正してもらう事で掴んでいきます。 「初めて見る」や「珍しい」「普通と違う」みたいな時に使いますね。 NA花井盛彦手話教室では、教科書に出てくるような最低限の会話よりも、日常に使える会話やろう的表現を重視しています。 そしていつも「なんで?」を意識しています。

いつも手話で会話に参加してくださる生徒さんが、その日はあまり発言しませんでした。花井先生から「なんで?」と質問です。

聴者である私達は、あまり「なんで発言しないの?」とは聞かずに「気分じゃないのかな?」「疲れてるのかな?」等と勝手に想像して「元気ないね」のように、遠回しに探ることが多いかもしれません。

もしかしたら電波の状態が悪くて、大切な部分の説明を聞き逃して迷子になっているのかもしれませんし、他に理由があったかもしれません。

「なんで発言しないの?」と言われると「責められている」感覚になってしまう人もいるかもしれませんが、やっぱり聞かなければ明らかにならない事も多いのかな?と思います。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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