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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【通訳】総合 10月16日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【通訳】総合クラス。


「(歩行者用)信号で青と赤、どっちが上?」 毎日見ている信号機ですが、そう言われると…あれ?と自信がありません。

悩んで突然「わかった!」と閃いた生徒さんがいました。 「なんで突然わかったの?」との質問に「思い出した」の手話単語(右手の人差し指をこめかみに当て、ハラハラと前に出す)で答えます。

「この場合は、自分の頭に向かって記憶を手繰り寄せる表現の方が合ってるよ」と自然な会話になるようにアドバイスをもらいます。

普段から見ている物の形も、いざ思い出そうとしても曖昧にしかわかりません。例えば「Apple のロゴ」リンゴが欠けているのはわかりますが、どの程度なのか?葉っぱは? CLで一人ひとり表すとみんな違います。

「聴者だから何となくしか見ていない。ろう者は目で捉えるのが得意だからわかってる」と思っていましたが、それも個人差があるとのこと。「ろうだからわかるでしょ」と決めつけるのは良くないですね。

改めて花井先生の記憶力と再現能力に脱帽です。 花井先生の同級生で、綺麗好きの人の話になりました。 髪の毛一本許さずにコロコロをし、車はもちろん土足厳禁。車でくしゃみをしそうになれば殴られる…顔や身体をボリボリ掻いたりするのも許されない(皮膚片が落ちるから) 友人同士のやり取りに大爆笑です。 最後は「無印○品、ニ○リ、IKE○」の話へ。 家具が売っていて、この3社が有名だよね、と。

何の話だろう?と最初はピンと来ない生徒さん。

看板の色や特徴を言っていくと、わかった!とだんだん気付いていきます。

わかった時に指文字で正解を言うのではなく「木目調の家具が多い?」や「駅から遠い所にしかない」「レトルトの食品とか、化粧水とかもある」等と言っていくと、まだわからない人もわかりますし、もし店名を知らない人がいても通じますね。 手話に限らず、人対人のコミュニケーションには自分の中で想像したり、連想したり、解釈したりする力が必要ですね。そして、それが自分の思い込みになっていないかを確認したり、擦り合わせていく所までを大切にしています。 今日もお疲れ様でした。

読んでいただいてありがとうございます!


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