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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【通訳】総合 3月12日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。

今日の【通訳】総合クラスは、もし手話を全く知らない人に、何かを説明するには?です。 「手話を知らない人とは喋らないから必要ない」と思われる方もいると思いますが「工夫をする」為の手段です。 とても勉強になりました。 例えば「オススメ」を手話を知らない人に説明してみます。もちろん声も筆談も指文字も無しです。 みなさん身振り手振りで「一口食べたら笑顔。ねぇねぇ、これ食べて!」 「本を読んでいて爆笑。ねぇねぇ、これ見て」 「オススメ」なので皆さん文字通り相手にすすめます。 美味しい、面白い、良い等の単語が通じませんので、苦労します。 一口食べたものをご機嫌でくれたので、花井先生は「いや…要らないよ」と怪訝な表情。 「あげる」とズレているのかもしれません。 じゃあ、どうすれば伝わるのか? 花井先生は「キョロキョロしながら中に入ると、本棚にたくさんの本がならんでいる。平積みの本もある。(本屋だなと想像ができます)本棚から選んで本を取り、中を見て戻します。キョロキョロした先に目に止まった物を指で表しました。平積みの本の間に立っているPOP。POPの文章を読み、手に取って歩き出します」 確かにPOPはオススメの物にしかありません。 でも「POP」の事を指していると思われて「オススメ」に辿り着かないのでは?と思いますよね。ですがPOPは「広告」ですし、「選んでいるけど、決められずにいて、POPを読んで決めた」のであればオススメという単語に辿り着くのは近いと思います。 お気付きかと思いますが、受け取り手も想像力を働かせる必要がありますよね。 先に出た「満面の笑みで食べた物をくれる」のも「数ある中から即決した」仕草等があれば受け取り手は「何で(くれるん)だろう?」と考えてオススメに辿り着くかもしれません。 後半はInstagramの動画を見て、二人一組で確認していきます。 掃除機の3つの機能。 2つ目の「緑のライト」で躓きます。「ライトがついているから明るくて見やすい」だけなら珍しくはありません。「緑のライトで見えないゴミを照らす」ところがポイントですね。 伝えられないもどかしさと、工夫をするには今までの常識や狭くなった視野を広げなければ…と痛感したレッスンでした。 今日もお疲れ様でした。

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