こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【通訳】総合クラスは、日本語と日本手話のズレです。
HANAIプロダクションの発表会等でよくあがるのは、「試験を受ける」の「受ける」を「(ボールなどを)受け止める」と表現する事の違和感や「変わる」や「ない」の語彙です。 「使う」「〜〜の時」「でも」「ある」「ながら」「で」 これらを使って会話をするろう者もたくさんいます。 「使っちゃダメ」な訳ではありません。 ですが、使わずに会話をするろう者だったら? 相手に合わせた対応も必要になってきます。 「明日は休み、でも用事がある」 「旅行に行った時、友人とバッタリ会った」 文章をそのまま日本語にせずに、NMMや表情を使っていきましょう。特に頷きや首振りは、慣れていないと反対の行動をしてしまいます。レッスン中に意識するだけでも、だいぶ違いますね。
花井講師は、聴者だけでなく、ろう者も日本手話についての手話の勉強は必要と言います。
第一言語が手話のろう者は、もちろん手話表現に優れています。
ですが、手話に限らず言葉、会話、コミュニケーションについての能力は、育ってきた環境に左右されやすく(聴者における日本語ももちろん同じだと思います)語彙力や言葉の使い方、認識の仕方が人によってばらつきがあります。
なので、ズレや思い違いは必ずあります。そのズレや思い違いをいかに少なくするか?にNA花井盛彦手話教室は焦点をあてています。
NA花井盛彦手話教室は、ろう者の生徒さんもたくさん通っています。
第一言語が日本手話のろう者です。
「ここのレッスンを受けると、自分の語彙力や意味の受け取り方、足りない所に気づいたり、日本手話も日本語も奥が深い。ろう者も勉強が大切だよね」と言っていたことがありました。
お互いが、しっかり勉強をすればするほど、より良いコミュニケーションが楽しめる。
ズレに気づき、その場で修正することもできる。
コミュニケーションの質が格段に上がります。
次はCLでした。 歯科での説明をCLを使って行います。 生徒さんが行っている歯科矯正の話。「矯正」という言葉だけを聞くと、歯の表面にワイヤーをイメージする人は多いと思います。 実際の矯正は、歯の裏にはめるタイプだったり色々。言葉だけでなく、CLだときちんと伝わります。 三角歯ブラシの話にもなりました。 三角歯ブラシは、想像がつかないですよね。 歯の隙間やプラーク等に効果がありそうですが、「ふーん」と想像だけで話を終わらせてしまわずに「毛は硬い?」「サイズはどのくらい?」と質問していきます。 人気の通訳さんは、ニコニコしていて、何にでも興味を持ってくれる人がダントツです。相手の言いたいことを質問力で引き出す力も大切ですね。 今日もお疲れ様でした。
読んでいただいてありがとうございます!
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