こんばんは、スタッフの西島です。
今日の【通訳】総合クラスはCLです。 最近、全クラスで行っている国旗のレッスン。 通訳クラスでも実践です。 国旗の形を覚えたり、国名を覚えるのが目的ではもちろんありません。 手話にとって大切な、イメージする事を育てていきます。 横に二本線が引かれていて、真ん中に小さな円があって、中に鳥。 この文章をそのまま手話単語だけで表現しても、全員が同じ物を思い浮かべる事はできません。 自分が思い描くイメージは、単語だけでは伝えきれないので「どんな?」というところまでを伝える事が重要です。 また、相手もただ受け取るだけではなく、 「円?(小さめに表現)」 「ううん。もう少し大きい」 と反応し、会話をしていく事が大切です。 目の前にないものを、目の前で立体的に表現する。 これができると、もし日本語も手話も知らない外国人が相手でも、コミュニケーションが成立する場合が多くあります。 ですが、正確に、魅力的にそれを表現するのはすごく難しいですよね。 NA花井盛彦手話教室では、全クラス重点的にCLの練習をします。 単語や指文字に頼らず、イメージした事を伝えること、イメージをどう工夫し表現したら相手に伝わるか… それが手話において大事です。 その他にも、レッスン中に「青、他の色はない」の言い回しを「青だけ」に変えたり、「夢中になると、無表情になる」「焦ると肘が上がってくる」「身体の中心がブレる」等の癖も指摘してもらえます。 自分では気付きにくい癖や、ろうに伝わりやすい言い回しも学べた深いレッスンでした。 今日もお疲れ様でした。
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