こんばんは。スタッフの西島です。
7月19日(金)【通訳】総合クラス。
ありのままを相手に的確に伝える事を学びます。
転んだ時の説明をしていますが、やりがちなのはその時の状況を伝えずに「転んだ事実」だけを手話で伝えてしまう事です。
「転んだ」の単語だけを伝えてしまうと、ズレも生まれます。
たとえば、歩いていて転んだのか?自転車に乗っていたかもしれません。段差につまづいて転んだのか?誰かに押されて転んだのか?
「転んだ」一つでも様々な状況がありますよね。 もし、相手に「転んだ」しか言われなかったとしたら
「荷物を持ってたの?」 「平らな道だったの?」 「歩きにくい靴だったの?」 「怪我はしなかった?」
等を質問していくことで、「荷物をたくさん手に持ってたから、顔から転んじゃったんだ!」のように事実がわかってきます。
事実を伝える、知るには固定語彙だけでは限界がありますよね。
CL、NMM、NMS、空間、位置、文法…全てが重要になってきます。
通訳コースは、正確なのは大前提。
そして、手話で伝える時に情報を削ってしまう通訳さんをよく見ますが、手話から音声に通訳するときも、情報はもちろん削ってはいけません。
NA花井盛彦手話教室の通訳コースなら、大切なことがしっかりと身に付きます。
今期も多くの方が体験レッスンに来ていただきました。まだ空きクラスは受付可能ですので、お気軽にご相談くださいね!
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