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執筆者の写真HANAIプロダクション

NA花井盛彦手話教室【通訳】総合 8月28日(金)

こんばんは、スタッフの西島です。


今日の対面【通訳】総合クラスは「日本語ではOKだけど、手話にするときは直したほうが良い言葉」です。


スマホで日本語を調べます。

例えば 「あがる(登る)」。 歩いて上がっていく様子を表す単語を使います。

☆歩いて登る→意味もわかるし、ズレは起きなそうです。 ☆お風呂からあがる→日本語では常識の言葉も、手話では合いません。「出る」の方が良さそうです。 「流れる、流す」 水が流れていく様子を表す単語使います。 ☆喧嘩したけど、水に流す→日本語通りに「喧嘩、後、水に流す」では伝わりにくいですが、怒りの感情を流れに乗せるところまで表現すれば、問題なく伝わりそうです。 ☆髪の毛を洗い流す→髪の方向を示したいので、この「流す」よりも、CLを使っていきます。 ☆電気を流す→「電気/流す」とされても何の事かわかりにくいです。「突然消えた電気を、修理しに来た人が作業をし、スイッチを押したら電気が点く」この方が伝わりやすいですね。 日本語では日常的に使っている言葉も、そのまま手話にすると意味がわからない事、いっぱいありますよね。

よく言われているのが「大丈夫」。日本語ではYESの意味もあればNOの意味もありますが、日本手話ではYESの時に用いられます。

「すみません」も、ろう者や英語圏の人々は「何で謝ってるの?」と不思議に思う様ですが、聴の日本人は、つい口にしてしまいます。 「すみませんではなく、ありがとうと言おう」という考えも日本人にも広がっているみたいです。

日本手話を学ぶ事で、何気なく使っている日本語や、その行動(例えば電気を流す)の仕組みや意味を考えるキッカケにもなるレッスンでした。 今日もお疲れ様でした。


読んでいただいてありがとうございます!


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