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執筆者の写真HANAIプロダクション

西島コラム #21

こんばんは!西島です。

先日、花井代表の講演会のアシスタントとして、美咲と名古屋出張してきました。

テーマは「日本手話の魅力とエンターテイメント性 ~講師の指導力によって手話人生は左右される~」

参加者はろうと、ろうの講師や聴の講師、通訳士と通訳者。 通訳が3名と要約筆記通訳者が4名。 午前中は、花井代表の講演で、講師になった時のことや、起業のきっかけ。日本手話の素晴らしさについてなど…。皆さん、本当に魅入っていて、途中までの「桃太郎」に「もっと見たい…」と要望が集まるほど。

午後は質疑応答でした。 まず、ろう講師からは「講師をしていて、生徒さんの手話で間違いがあったら直しますか?私は、細かく指摘できない」と。 レッスン中の間違いの指摘は大切ですよね。そのままだと本人が恥をかいたり、相手にうまく伝わらずに大事故になったりするかもしれません。私は「申し訳ないけど、指摘して欲しい」けど、嫌な顔をする人も多いとか。後はグループレッスンだと中々進まなくなっちゃいますよね。花井先生は「違う!」と言うのではなく「こっちの方が良い」「他の方法を工夫して」と言っています。それなら生徒さんのモチベーションも保てますし、グループレッスンでも学びの共有になりますね。 他にろうの参加者から「通訳が同じテンションでいてくれない。交通事故で怒ってるのに、そのまま伝えてくれない」との悩みがありました。 昔、トルシエ監督の通訳さんが、トルシエ監督よりも感情的で話題になりましたよね。賛否はあるかもしれませんが、通訳は「意図を汲み取り伝える」ので、同じテンションでいてくれると、頼もしいですよね。

私と美咲は、手話で会話をしているので、みなさんも手話で話しかけてくれました。 聴「CLが難しい!ビックリです」「面白くて、本気で笑っちゃった」「スピードについていけない」 ろう「モヤモヤしてたけど、言葉にできなかったことをズバッと言ってくれた」 「HANAIプロダクション名古屋支店を作ってほしい」 皆さんに楽しんで頂けて、嬉しいです。 そして、都内近郊に住んで花井代表に手話を教えてもらえるのって、本当に幸せだなと思います。 今日の質問は、一言では解決や理解ができないことばかり。でも、手話や手話指導に限らず、ほとんどの悩みは悩む過程や考えることが大事だと思います。正しく自分で考えながら手話をやっていく事の大切さを学びました。

最後に美咲ちゃんとお土産選びや夕食へ。混んでて騒がしい駅ナカのお土産物屋さんも、手話ならコミュニケーションが容易です。

名古屋のみなさん。ありがとうございました!


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